3月3日は、ひな祭りです。桃の節句ともいわれていますね。
大人になるにつれて遠ざかっていくひな祭りですが、実は、子供だけではなく、大人にもご利益があり、運気を上げる大切な日なんです。
開運パワーをいただくひな祭りの過ごし方を紹介いたします。
浄化力を高める、ひな祭りのパワーフードなど、由来や意味を知ることで、運気アップを目指せます。
目次
桃の節句ってどんな日?
ひな祭りの開運アクション
①桃が入ったものを飲む
②ハマグリのお吸い物
③菱餅
④ひなあられ
⑤ちらし寿司
⑥桜餅
⑦ひな人形を飾る
⑧家の中を掃除して邪気を祓う
桃の節句ってどんな日?
桃の節句は、1年に5つある節句のうちの1つです。
ひなまつりの由来は、中国の「上巳(じょうし)の節句」で、3月の最初の巳(み)の日に邪気を払う風習があります。のちに、3日に定まりました。
それが平安時代になると日本に伝わり、紙や藁でできた人形に厄を移して健康で災いなく過ごせることを願った儀式が始まりです。
室町時代頃になると、紙や藁でできた人形がしっかりとした作りの人形になり、現代のようになりました。
桃の花が咲く季節から、「桃の節句」と呼ばれています。
また、「桃」は、邪気を払う力を持った魔除けの効果があり、不老長寿の仙木とされ縁起がいいといわれています。
ひな祭りは、邪気を祓い、無病息災を願う行事ですから、それを行うことで、邪気を祓い、運気アップにつながっていきます。
先人から受け継がれてきたことには、ちゃんと意味があるんですね。
ひな祭りの開運アクション
①桃が入ったものを飲む
ひな祭りでは、ぜひ白酒を飲みましょう。桃の花を浮かべるのがおすすめです。
白いお酒は邪気を払い、桃の花は生命力を養います。
無病息災を願いながら、ゆっくりといただきましょう。
・白酒は苦手
白酒は得意ではないという方は、桃花酒や桃のリキュールを使ったお酒がいいですね。
浄化力が強いアルコールと一緒に摂取することで、より効果が増大するとされています。
・アルコールが飲めない
アルコールが飲めない人は、ピーチティー等がいいでしょう。
その他、甘酒は、アルコール分は1%未満で子供でも安心して飲めます。甘酒で厄払いをしましょう。
桃の食品をいただくのもおすすめです。
「桃」を食べることで邪気を払うことができ、さらに長生きできるとされています。
特に、桃は、女性がらみの邪気を祓うパワーが強いとされ、嫉妬や恨み等も祓うといわれています。
人間関係の悩みがある人にもおすすめです。
②ハマグリのお吸い物
ハマグリは対の貝殻がぴったりと合わさることから、夫婦和合の象徴、良縁の食べ物とされています。
ハマグリのお吸い物には、良縁成就や夫婦円満の意味が込められています。
ハマグリを食べることで、出会い運アップが期待できます。
異性との出会いに限らず、ビジネスパートナー等、恋愛以外にも良縁に恵まれるパワーを与えてくれます。
③菱餅
赤、白、緑の3色に積み上げられた「菱餅」は、3つのパワーを同時に取り入れられるパワーフードです。1年を元気で過ごすパワーがあると言われています。
それぞれの意味と効果
・赤(ピンク)桃の花を表す。「魔除け」「厄除け」の効果。
・白 雪を表わす。「浄化」「清め」の効果
・緑 大地を表す。「芽吹き」「健康」の効果
・菱形 大地や縁起の良い菱の実の形をかたどったもの。「子孫繁栄」の願い。
菱餅の角には魔除けの意味があり、角をちぎりながら食べるのが良いといわれている。
菱餅を食べることで自然のエネルギーを身体に取り込んで、1年を健康で元気よく過ごしましょう。
④ひなあられ
菱餅と同様に、赤、白、緑の3色もしくは、黄色を含めた4色です。
ひなあられの色は、「赤は、桃の花で春、」「白は雪で冬」「緑は新緑で夏」「黄色は紅葉で秋」と、四季を表しています。
赤、緑、白の3色は、「自然のエネルギーを受けて女の子が健康に育ちますように」という願いが込められ、 黄色が加わると四季を表し、「一年を通して健康に過ごせますように」という意味があります。
菱餅を砕いたものが原型といわれているので、同じ開運パワーを持っています。
⑤ちらし寿司
色どり豊かなちらし寿司には、縁起の良い開運フードがたくさん入っています。
・海老 腰が曲がるまで丈夫で長寿、赤色は魔除けの効果、また脱皮するので出世祈願がある
・レンコン 穴が開いていることから、将来の見通しが良くなる、人生の先を見通すパワーがある
・豆 健康でマメに働く
・錦糸玉子 財宝が貯まる
⑥桜餅
ひな祭りで定番のお菓子として食べられている和菓子の「桜餅」。
桜の葉を巻いていることから桜餅と呼ばれています。
桜餅は、江戸時代に長命寺の門番が、お墓参りに訪れた人へのおもてなしのために提供したにのが始まりといわれています。
ひな祭りとの直接の関連はなかったようですが、桜餅を食べる季節や色合いなどから、食べられるようになったのかもしれません。
⑦ひな人形を飾る
ひな人形は、あなたの健康と成長を願い贈られています。
昔から、人形は、人に降りかかるはずの厄を一身に受けてくれる「身代」として存在しています。
ですから、あなたの守り神的存在です。
年に一度は箱から出して空気に触れさせることが大切です。
「いつもありがとう」と感謝の気持ちで丁寧に飾りましょう。
飾っている間は、「ありがとう」「キレイだね」などと声をかけるのがおすすめです。
片づけるときは、柔らかな布などでくるんで、感謝の気持ちを込めて丁寧にしまいましょう。
・ひな人形は、いつ飾る?
ひな人形は、立春(節分の翌日、2月4日頃)から2月中旬にかけて飾り始めます。
二十四節気の雨水(うすい)の日に飾ると”良縁”につながるといわれています。
2023年は2月19日〜3月5日です。
・ひな人形は、いつしまう?
ひな人形は仕舞うのが遅れると、婚期が遅れるとも言われ、地方によって異なり3月3日が終わったら片付ける地域や、旧暦(4月3日)まで続けて飾る地域があります。
二十四節気の啓蟄(けいちつ)の日にしまうと良いとされています。
2023年は3月6日~3月20日です。
⑧家の中を掃除して邪気を祓う
せっかくパワーフードを食べても、あなたが日々過ごす部屋が散らかっていたり、汚れていたら効果は半減してしまいます。
一時的に邪気を払えたとしても、すぐにまた悪い運がつきやすくなります。
悪い運・邪気は、汚れた場所が大好きですから。
この機会に家の中をスッキリと片付けて、部屋を清潔にしておきましょう。
特に水まわりは念入りにすること、そして、窓を開け新鮮な空気を取り込むのがおすすめです。
ひな祭りは子どものための行事と思われがちですが、大人でもひな祭りの行事が持つ開運パワーをいただくことができます。
歴史の長いひな祭り、自然の力と先人の知恵を享受しながら、楽しんで過ごしてみてはいかがでしょうか。
3月3日は、単なる女の子のお祭りで終わらせず、食べ物や人形を通して、災厄を祓い、健康を願いましょう。
健康あっての開運です。
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